「みんなの認知症予防ゲーム」をご採用頂いた団体様からのお声


イベント概要:くらしの福祉講座「みんなで楽しく認知症予防!」

                        主催:神奈川県内社会福祉協議会様 共催:ボランティア連絡会様

                                 ご回答頂いた方:社会福祉協議会 企画担当者様

【どのようにみんなの認知症予防ネットをお知りになりましたか?】

【みんなの認知症予防ネットを選定頂いた決め手はなんですか?】

本講座は毎年、異なるテーマで開催しております。 今年度のテーマについては、今現在「認知症」がタイムリーなワードであり、本会の他の講座においても「認 知症」を取り上げた際、反響を頂きましたので、「認知症」をテーマに企画をいたしました。

講師の選定につきましては、昨年度依頼しました、講演会企画会社ホームページより、講師を探しておりま したが、どの講師におかれましても内容の複雑そうなものばかりでした。

そこで、インターネット全体で「認知症、講座」等のキーワードで検索を行い、貴法人のホームページを 拝見させて頂きました。

他の職員と相談し、参加者は「話を聞く」講座よりも実際に「体を動かす・体験す る」講座の方が受けが良いこと

また「自分のためになること」について知りたいのではないかとの結論に 至り、貴法人へ依頼をさせていただきました。

また貴法人ホームページに掲載されていた内容で
・心身の不調で元気を失っている方、また年齢を問わず行える、効果を得られること

・認知症の予防だけではなく、コミュニケーション関係を築くことのできる場にもなること
 に魅力を感じました。

 

【感想】

ゲームの体験は、参加者全員が本当に楽しそうに体験していました。

「楽しかった」「またやりたい」との声も多く頂き、笑顔いっぱいの講座となりました。

また参加者同士が関係を築けたことも、本会として嬉しく存じます。

                                              2018年2月

 

施設の職員さんからの感想

 

 ※リーダーさんは、高齢者向きにプログラムを考えて下さっており、毎回反応を見て、少しずつ内容を利用者さんに合わせて

  下さるので、自然に大きな笑い声が生まれています。

 ※お手玉回しは、色々な声をかけて下さるので、上手くいかない事も楽しむ事が出来、笑い声が上がります。

  失敗も楽しむための工夫、声かけは、私達職員は、大変勉強になります。

 ※3拍子、4拍子は、リズムの変化についていけず、一部の利用者さんからは、「難しいよ」との声も多く聞かれましたが、

  回数を重ねていく内に、リズムに合わせて動けるようになる方が増えてきています。認知症でない、自立度の高い方々は、

  「出来るようになって来たぞ」という達成感も感じられています。

 

 ※お隣の方の膝をポンとする事で、普段出来ない「触れる」というコミュニケーションも、取る事が出来、交流を深める
  手段となる事を勉強させて頂きました。

 

 ※旅行に行きましょうは、個々に難易度は様々ではありますが、旅行の思い出や、懐かしい故郷を思い浮かべるなど、

  回想、想像力を掻き立てる内容だと思います。特産物や名所など日頃のレクリエーションでも行っていますが、

  「旅行に行く」という想定が参加意欲を湧き立てます。美味しいものや好物の話は、皆さん、「大好き!」との事です。

※お手玉を投げて箱に入れる、これは、ゲーム感覚で、全員が参加出来、ルールも大変 わかりやすい内容です。

  「もうすぐ自分の番だ」と緊張の表情になる方や、「絶対に入れるぞ」と意欲満々の表情で挑む方、

  失敗して悔しい気持ちも刺激があり、脳活性だと感じます。

   日頃、行っているゲーム大会は、紅白対抗で行うので、個人で挑戦できるところが楽しいという意見がありました。

   職員も、個別の協議をゲーム大会に取り入れています

 

茨城県の岸 泰子講師からのレポート

 春の講座では軽度MCIと思われる方が3名ほどいらしゃいました。
その中の男性が今継続して、私どもの教室に毎回7月から欠かさず参加してくださっています。
もちろん病気での診察も受けていられますが
5月から参加されました頃は、瞳に暗さがあり、受け答えにも、戸惑いがあり、ビンゴゲームでの記入にも、ほとんど書けない、私と話ながらの記入は今もありますが、あの頃と比べられないほどの回復ぶりで、


病院での検査テストもアップしています。担当の先生に「何かしてますか」と聞かれたと言われました。ゲームに参加していると話されたそうです。

今は明るくなり、私の教室のムードメーカーです。言葉集めでも、ジョークをいいます。それが楽しくて、また大笑いです。奥さまからも良かったと喜ばれています。

最高齢が94歳、その方は独居健康で膝間接に痛みがあり、このゲームなら無理なく楽しく出来ると喜んでくださっています。
 また1年半続けています女性の方はいつも明るく前向きですが、今年で80才お金の計算が苦にならなくなった❗
このゲームが楽しみだから休まないようにしている。1週間休みになるとやっぱり体が違うようだと言って下さいます。
  

☆山梨の甲府から~

  隔週10回コースを終えられた80歳過ぎの方々の様子です。家族から明るくなった、前向きになった、声が大きくなったと

  いわれたり、料理が1品多くなった、笑う事が多くなった、仕舞い込んでいたワープロを出して、

  感想を打ち込んで持参した、仲間内で冗談が言えるようになった、出かけるのが楽しい、毎日出かけないといられない、

  掃除機を毎日かけるようになった、今、何しにきたんだっけ?がなくなった、など。

   続々と話す表情はイキイキと、目力が上がっていました。仲間内で次も来ましょうね、頑張りましょうねと励ましておられたそうです。

  仲間がいる、会いたい、との発言も数多くありました。このゲームで、どれだけの変化が得られるか?との思いは、吹っ飛んで、

  改めてこのゲームの効果はスゴイ!と実感しています。と、看護師さんスタッフがグループで行っていらっしゃいます。

  そしてスタッフ共々エンパワーメントをされ、後期に向けて頑張れそうです。平成27年9月26日 

ゲームで転倒予防

ゲームで脳を活性化して、生活能力を維持、向上していきます。

 人間は、ゲームの中で、遊んだり楽しんだりすることで、日常生活から解放された、新たなエネルギーを生みだします。そして、ゲームは、楽しむことだけではなく、身体運動を十分に引き延ばすことが可能になります。

 脳活性化ゲームを進めながら、頭と心と体へつながりの準備をしていきます。

 筋肉があるなしにかかわらず、頭と体の神経のつながりが弱くなっていて、バランスが崩れてしまうために、転倒に繋がってしまいます。

 誰もが、不安なく、安心して参加できるように、このゲームは、始めからできることを目的としていないのです。できてもできなくても、どちらでも大丈夫、やめないで、あきらめないでやることが大切なことになります。出来る、出来ない、上手い、下手を意識するのではなく、あきらめないこと、人と比べないことが大切になります。

 一つ一つのゲームの中に、脳活性化の働きが潜んでいます。意図的な働きかけをして、笑いながら脳が働くように仕向けています。

 大体は、円座になり、上下関係はなく、みんな平等、みんな一緒の環境をつくり、大笑いしながらゲームを進めていきます。

 そして、そのことが、大きな効果に繋がっていきます。

 どのゲームも、ただ笑うだけではなく、認知症予防、認知症からの引き戻しという目的意識を持って、お迎えする側の、リーダー、スタッフ、ボランティアさんは、ご参加くださるお仲間さん全員を「やらかい心」で、受け入れます。

 ゲームは、一つひとつ、何々をしながら、何々をするという、同時進行で成り立っています。二重課題の処理能力を自然に訓練しています。

 

 「落ち込ませない」「迷わせない」「不安にさせない」「嫌な思いをさせない」「追い込まない」そのことを常に心に留め、楽しんでいない、できない方へのフォロー、できないと楽しめない、その気持ちを理解して、楽しく自然に大笑いができるように、お膳立てをしていきます。

このお膳立てこそが、ゲームリーダーとして、コミュニケーション力をしっかり養う必要性があります。

 

「やらされる」のではなく、楽しいから自然にやりたくなる。

 ただ訓練されているだけでは、気持ちの継続が難しい。しかし、楽しいと思うことは、痛さも忘れてやってしまいます。

 また、目からの情報は、脳を刺激しますが、五感の情報の8割以上は、目から入ってくるということがわかっています。

 一つの工夫として、お手玉の並べ方と、リボンの並べ方が重要です。

 ふたを開けた瞬間に、感嘆の言葉がでるくらいに、きれいに、並べています。 

 ゲームの効果としては、楽しいゲームをする、勝ちたい!という気持ちがでてきて、集中力が高まります。そうすると、自然に反射能力や、バランス能力が向上してきます。そこから、転倒予防へつながっていきます。ゲームを継続するにあたって、仲間との関係性の良さ、コミュニケーション関係が際立って良くなります。

 同じゲームが重要な理由としてですが、健常な感覚の方は、毎回同じものだと、飽きるのではないか、マンネリでやる気にならないのではないか、脳活性化には、つながらないのではないか・・・と考えますが、それはなく、

 心の上でも、体の上でも、安心安全であることへの気持ちのゆとりが大切になります。毎回、変えていると、変化に対応できず、混乱しやすいため、認知症予防の目的が十分に発揮できなくなってしまいます。

 同じゲームだからこそ、安心してゲームに参加できます。

 

同じゲームであっても、ゲームをリードする人の声のかけ方によって、いくらでも、新鮮な楽しいゲームになります。

 

 実際には、ゲームの最中、杖を使わなければ絶対に歩けない男性が、杖を使わないで、歩き出していた。

 また、ある車椅子の女性は、やはりゲームの最中、いつの間にか、一人で立って、ジャンケンをしていました。

 このように、自助力を高める大切さ、意欲を自然に引き出していきます。

 転倒防止には、ゲームのステップ1、ステップ2などで、指や腕の体操をして、頭を鍛えることが大切になってきます。

 

 「みんなの認知症予防ゲーム」は、気楽に楽しくできる運動プログラムです。認知症だけでなく、心身の不調で元気を失っている方に対しても、年齢を問わず、効果が期待されます。

そのため、呼称を「みんなの認知症予防ゲーム」としています。